保有株含み損益(2019-6-15時点:CW24)

2019-12-30

今週の保有銘柄の含み損益は以下の通りです。

CW23に対して確定利益で+327,900円、含み益は+172,000円でした。

売買内容と評価額の変動内容をざっくり書くと下記の通りです。

  • フジ・コーポレーションを全500株を売却。これによりおよそ+31万の利益確定。
  • トレジャー・ファクトリーは2018年のNISA枠(残り3年半)200株を売却。これによりおよそ+2万の利益確定。
  • マニーの株価が急騰、前週比+500円。およそ+15万の含み益が増加。
  • オイシックス・ラ・大地の株価が続伸、前週比+72円。およそ+14.5万の含み益が増加。
  • ユニ・チャームの株価が続伸、前週比+159円。およそ+9.5万の含み益が増加。
  • ZOZOの株価が持ち直し、前週比+176円。およそ3.5万ほど含み損が減少。

それなりの保有株数を売却して利益を確定させたことがトピックスです。

それはなぜか?

投資戦略の見直しの必要性

2019年の目標は1,450万なのですが、現状は1,220万程度で、かれこれ半年が経過しようとしている状況です。

どの銘柄がいつ・どれくらい株価が跳ね上がるかは予測できませんが、保有銘柄はどれも業績が良好でビジネスモデルも優れた優良銘柄であり、ほとんどの銘柄で含み益が得られていることは事実です。

これまでのブログの中でも紹介している通り、兼業投資家における個別株投資の個人的なオススメ運用方法は下記の通りでした。

  1. 毎月もしくはボーナス等のタイミングで投資資金を証券口座に割り当て、随時(できれば市場調整時がベター)有望銘柄を買い増していく(入金投資法)
  2. 株価が割高になるか業績が悪化するか、取り返しのつかない悪材料や他に優れた会社やビジネスモデルが出てゲームチェンジがなされない限りはホールド(四半期決算のたびに業績チェックしては再び気絶して放置。こち亀の日暮巡査のごとく永眠。気絶投資法)
  3. ゆっくり着実に資産形成をしていく(機関投資家と異なり毎月の成績は無視、時間軸を長く持って向き合うこと)

私の場合、すでに脱サラしてしまっているのと、現状は労働による収入を得ていない為、年内の追加資金投入は予定がありません。

実質的には小資本にも関わらず、専業投資家状態になっており、このような状況においては手持ちの投資資金でやりくりするための戦略を練る必要があります。が、、

基本的な投資スタンスは上記の通りで変更ありません。

必要以上にリスクをとったり、投資スタンスを変える必要はありません。中・長期投資においてはデイトレードやスイングと異なり、ほとんどの状況においてタイミングを要求されることはないので基本的な投資スタンスが変わる理由がないのです。

これまでの反省を振り返るならば

昨年までの私の株式運用に対する課題は、保有銘柄の銘柄分析をしっかりやっておらず、本来は明確な売却理由があるにも関わらず、それを把握しないがために損切り処理ができないことでした。

それなりに吟味して買った銘柄をマイナス、つまり、含み損を抱えたまま切り離すことができず、そのうち状況が良くなるかもしれないという希望的観測、そしてその時に損切りしてしまったことをガッカリしてしまうイヤだという思いから、保有銘柄を整理することができませんでした。

しかしこれに関しては、昨年夏から今年のGWにかけて銘柄分析を随時行うことで、含み益であろうが含み損であろうがしっかり意思を持って売却処理をやれるようになってきていると、実際の行動からも実感しています。

そして現状の私の課題は、評価資産評価額に対して複数銘柄へ分散しすぎていると感じていることです。これは、過去のエントリーでも紹介した通りです。

そのため、特定の株価が上がった時の資産に対するプラスの影響が弱く、株価上昇時に対する機会損失につながっている(塩野義製薬のようにそれなりに下げている銘柄もあるので、その逆も然り)と感じるケースが多くなってきたのです。

特にこれは昨年末の暴落から、今年のGW直後の暴落で実感しています。素晴らしい銘柄や、それなりに優れた銘柄も含めて大きく下げるわけですが、それぞれ、どこかしらのタイミングで決算や材料によるサプライズとともに大きく上げていきます。

このような状況に直面して実際に体感すると、今の資金量においては前週までの保有銘柄数である8銘柄は非常に多いと改めて認識しました。

そこで現状の課題を改善し次なる投資機会(暴落や調整)に備えるべく、2019年夏以降の投資戦略を練ることとしまました。

投資戦略2019夏: 保有銘柄を厳選し主力3銘柄に集中投資

【投資戦略2019夏】

  1. 資産3,000万程度までは5銘柄保有を基本スタンスとして、3銘柄に集中投資
  2. 残りの2銘柄は主力予備として継続して運用
  3. 新規有望銘柄を組み入れる際には、主力予備との入れ替え

【今後の保有銘柄と配分比率】

  • 主力銘柄(65%) マニー、オイシックス・ラ・大地、塩野義製薬
  • 主力予備(15%) ユニ・チャーム、ルネサンス
  • 買付余力(20%) 運用資金が1,200万の場合、250万前後

【売却予定、売却済み銘柄

  • ユニ・チャーム(一部)・・・2015年NISA枠の200株は年内に売却していく
  • トレジャー・ファクトリー・・・徐々にポジションを減らし、9月頃から年内にけて全株手放す
  • ZOZO・・・年内に売却するが、含み損が-5万となった時点でも損切り処分する
  • フジ・コーポレーション・・・全株売却して利益確定済み

売却予定銘柄の売却理由

今回の投資戦略によって、中・長期投資を始めた2013年の1月から持ち続けていたフジコーポレーションとトレジャーファクトリーをついに手放すことに決めました。そして、フジコーポレーションは前述の通り、すべて売却済みです。

もう一つのトレファクは今まで中・長期投資視点で一度も売却してこなかった唯一の銘柄ですので、思い入れもそれなりにありますがやはり売却していきます。

それぞれの売却理由を下記に記します。いずれも直近のファンダメンタルズはOKなので、主力・主力予備の5番手に位置付けるルネサンスに対しての比較検討となります。

フジ・コーポレーション

  • 決算説明資料や中期経営計画などのIR情報がなく、決算短信のみでの投資判断となる
  • 収益性が良いと想像できるホイール販売は自動車ユーザーが自体が減少しており、今後の収益性に課題が残る(が、経営方針の発信がないので検討ができない)
  • タイヤはシェアリングが進もうが車が車である限り需要はありそうだが、そうなるとフジで買う積極的な理由がなくなり、タイヤ館を始めとした競合他社との客の取り合いになる(値段でしかほぼ差がつけられない)。ワーストケースは単価の安い海外メーカーブランドと直接契約されるとビジネス自体が詰んでしまう

以上から、少子高齢化・健康促進の社会的需要にあったサービスでストックビジネスを展開するルネサンスに分があると判断した。

トレジャー・ファクトリー

リユース業界は今後さらに活性化し、各社でのリユース品の取り合いが激化することが予想される。その中で物理スペースが必然的にそれなりに必要であることから人件費や不動産賃貸費用を始めとした「販管費が重くのしかかる」のがリアル店舗の最大のデメリット。

昨今のリユース業界に目をやると、リアル店舗の地上戦ならば高級ブランドで小物だけに特化した買取業者(コメ兵、SOUのなんぼや)、ネットでの空中戦ならばC2C(メルカリ、ヤフオク、CHASH)が利益を出しやすいビジネスモデルと考えられる。

商品を高速で回転させてできるだけ利ざやを抜くことがこのビジネスの全てなので、省スペースかつ少数精鋭の利ざやの取りやすい高級ブランド特化型、もしくはマッチングサービスの方が圧倒的に収益構造として理にかなっている。

選考の比較対象であるルネサンスのフィットネス業態はというと、今後、下記のようなゲームチェンジが起こらない限りはリアル店舗の方がフィットネスは今後も優位性を保てるビジネスであると考えられる。

  • そもそも健康推進の手段としてフィットネスが必要とされなくなる(次世代サプリメント登場)
  • パーソナルトレーニングが主流になる
  • Skype英会話のようなオンラインフィットネスのサービスが登場し、物理スペースが不要となり格安でフィットネス体験が得られる環境が配備される
  • 年配の方でも気軽にWii Uのようなハードを用いて、SHOWROOMのようなバーチャル空間場で気軽にフィットネスも社会的な交流も図れる

以上より、競合他社との顧客の奪い合いになるものの、今後もさらなる高齢化が進む中での社会との接点が得やすいソーシャルハブとしての可能性も考慮し、リユース業でリアル店舗のトレジャー・ファクトリーより業績向上が期待できると判断した。

ZOZO

元々の立ち位置として、業績向上をベースに3ヶ月から半年の保有期間としたポジショントレードの位置付けで購入した。期待収益が実現可能な株価となった時点で利確する予定。

ただし、企業が持つ圧倒的な国内認知度と成長性、ビジネス展開に対する柔軟性は特筆に値し、また、ゾゾスーツを発端にした有名ブランドとのマルチサイズ展開、中国マーケットへのビジネス進出は注目度が高く、今後のビジネスと業績によっては主力予備としても検討したい。

まとめ

  • この1年で損切りを身につけた、今後は必要以上の分散はせず、資金量に適した銘柄数で集中投資を行う
  • 主力3銘柄に主力予備の2銘柄を加えた5銘柄での運用を行う
  • その他の銘柄は年内に売却し、新たな有望銘柄が出てきた際には主力予備と比較した上で入れ替えを実施するか検討を行う
  • これにより、現状の1,220万から年末に1,450万の運用資産を目指す

まとめるとこんな感じですね。今週1週間ずっと考えていて、専業・兼業問わず国内の著名な株式投資家、凄腕トレーダーの記事や書籍を読みながら、運用方針を考えていました。

含み損を抱えている銘柄を全株売却処理するときは、実施前にはかなり勇気が必要でしたが、売却してみると目の前の証券口座の画面には数十万のマイナス表示が消え、また、トータルの含み損益が変動するわけでもないので、とてもスッキリしたのを覚えています。断捨離に近い感覚ですね。

一方で、業績もよく含み益を出している銘柄を売却するのは、根気よく見守って成長していってくれた仲間たちと別れる感覚で、これもこれで苦渋の決断ですね。成長のために環境を変える、だから一旦離れる。そんな感じです。

しかし、決断して行動に移した後は損切りの時の断捨離同様、やはりスッキリしています。なんとも不思議なものです。

この判断と決断を正解にするのは自分しかいないので、一層の銘柄分析を行い、突如の暴落(米中貿易摩擦、FRBの利上げ・利下げ、消費増税、ハードBrexit)においては、柔軟なポジション変更と十分な買付余力で対処していきたいと思います。

今回のエントリーはちょっとカチっとした内容になりましたが、いかがでしたでしょうか。

皆さんの参考になれば幸いです。