えらてんさんの「しょぼい起業で生きていく」が超絶タメになって面白い理由

2019-12-30

「しょぼい起業で生きていく」

※上記はamazonのリンクですが、アフィリエイトではありません。書評を見てみるだけでも面白いと思います^^

最近、ツイッターで知った”えらいてんちょう”さんが書き下ろした「しょぼい起業で生きていく」を紹介したい。と言っても、今朝の行き帰りの通勤で読み始めたばかり。

この本は「起業のやり方は色々あるけど、考え方次第ではコストも綿密な事業計画書なんてもちろん、勇気すら出さずに誰でも気軽に起業して生活できるよ。そして、その方法を実体験をもとに分かりやすく教えるよ」という本。

そして、起業するしないはともかく、知っておいたほうがいい視点をたくさん分かりやすく丁寧に散りばめてくれているところに著者の良心を感じる。

今日読んだだけでも下記の3つのことが学べたので紹介したい。

  1. いつもやっている行為をお金に換える「生活の資本化」
  2. すでに持っているものでお金を稼ぐ「資産の資本化」
  3. とにかく始めること。「資金・店・許可・設備」を整える前に、まず「店を借りて営業する」ことが大事。お金も許可も設備も、必要に迫られてかからやればいい。

例えば住む・寝るために賃貸アパートを借りるとするのが一般的な発想なら、「生活の資本化」では、店舗を借りてしまってそこに住んでしまう。そして、住みながらついでに店を開店してしまうというわけ。開店して営業する店はなんでもよくて、常にその謎の店を開けておけさえできれば、いつの間にか勝手に謎のお客さんが来店して、気がつくと適当に並べた商品をなぜか買っていってくれるらしい。

例えば、料理好きな人が自分の食事を作るついでに、住んでいる店舗で10人分の料理を作って陳列しておけば、いつの間にかに謎の客がやってきて、商品を買ってくれるだろう。そうなると結果として自分の食費が浮くくらいにはなるのではないか、もし売れ残れば翌日自分が食べてしまえばいいでしょ、と。なるほどねー。たしかに納得。うん。

普通の賃貸では商品を置けないけれど、店舗に住んでしまえば、商品はテキトーに並べられるし、うまくいけばついでにお金も稼いでくれる。仮に1円も売れなくても、そもそも元々かかる生活費(家賃)を払っているだけに過ぎない(コスト)。つまり赤字どころか行動にかかった時間においても全く損をしていない、ということだ。

次に「資本の資産化」は、今持っているものを有効活用していますか?という問いについて。

例えば、DeNAのAnyca(エニカ)というカーシェアリングサービスが最近じわじわきているけれど、もし仮にあなたがハイエースを持っているなら、自分がハイエースを使っていない時間(資産を有効活用していない時間)があって、それをエニカで貸せるならば、駐車場で空気すら運ばず鎮座しているだけの車がお金を生み出しますよ、資産の有効活用ができますよ、と紹介している。

「しょぼい起業で生きる」は起業におけるハードルを下げ、なおかつ、失敗しないマインドとその方法が中学生でもわかる言葉で、しかも深く書かれている。つまり全く”しょぼ”くないのが特徴。

事業とは、壮大なアイデアなんとか創出して、なおかつ、清水の舞台を飛び降りるがごとく、一大決心をしてリスクをとって行動するものが全てではなく、自分ができそうなことを見つけてまずやってみる、そうして気がつくとそれが事業化している状態というのも、立派な起業なのだなと思った。

長くなってしまったので今日はこの辺りで終わりにします。