企業型確定拠出年金の加入者が脱サラし、個人事業主や無職になる場合、個人型確定拠出年金iDeCoへ加入すべきか否か

2019-12-30

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券

まず、私が勤めていた会社の退職金制度(一般的なサラリーマンも同様かと思われます)は、下記のような構造になっています。

いわゆる会社員の年金と同様、3階建のようなイメージです。

企業年金基金は退職一時金(脱退一時金)としても受け取ることができます。

ここでタイトルの件の結論ですが、私はiDeCoに加入します。

ちなみにiDeCoは「Individual-type Defined Contribution pension plan」の頭文字を取って「イデコ」と読みます。個人型確定拠出年金の英語そのままですね。さらに「拠出」とは「掛け金を支払う」ことを意味します。

マコクロの退職金(年金、年金基金)の運用方針

今回、私は脱サラに向けて下記のような対応を取っています。

  • 退職金 → キャッシュで受取り(自己都合退社ゆえ、世間同様6割まで減額)
  • 企業年金基金(厚生年金) → 個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入した後、移管
  • 企業型確定拠出年金(企業型DC) → 企業年金基金同様、iDeCoに移管

このような図式で移管手続きのフローチャートがあります。私は自営業者(第1号被保険者)の扱いになります。

移換対象者判定チャート (参照;SBI証券 iDeCo(個人型確定拠出年金)

マコクロの企業型DCでのパフォーマンスおよび運用商品

企業型確定拠出年金(企業型DC)においては、所属元の会社指定の証券会社である、三井住友信託銀行にて加入し、積み立て可能な上限まで、毎月の給与とボーナスを掛け金として運用していました。

本日時点における企業型DCのパフォーマンスは下記の通りです。加入期間は前職の会社が企業型DCを採用し始めた時からの3年8ヶ月となっています。

三井住友信託銀行における運用成績

3年8ヶ月で7.3%、つまり年率2%の運用結果で、銀行の超低金利で眠らせておくよりはるかに良いですが、めちゃくちゃ優れている成績とも言えません。というのも、過去50年の歴史からすると20年にも及ぶ超長期の株式投資の運用パフォーマンスは年間平均リターンで7%程度と言われているからです。

と言っても、まだ4年にも満たない時間軸で評価するのはインデックスファンドに対して失礼なのかもしれません(昨年末の暴落による評価額ダウンも効いてます。それまでは10数パーセントの運用利回りでしたので)。

いずれにせよ長期での運用を前提とした商品選びなので、そのような短期的な時間軸での評価や変動でどうこう言うこと自体がナンセンスですよね。年金のための運用で比較的低リスク運用の商品が多い中で言えば、年率2%のリターンも比較的悪くない方なのかもしれません。

私が購入している商品は下記の手順、方法で選定していました。

  1. 100%株式運用とする
  2. インデックスファンドを選択する(その中でも信託報酬の安いもの)
  3. 国内株式(TOPIX連動)と先進国株式(MSCIコクサイ、実質米国メイン)を50%ずつ購入する

私はプライベートでは国内株式100%で運用しているため、当初は先進国株式100%にして、とにかく運用コストを下げようと信託報酬の安いDCにて外国株式の運用を投資信託で運用検討していましたが、「国内50%、先進国50%」で将来、国内と外国(実質米国メイン)でどのようなパフォーマンスの違いとなるのかを純粋な興味で知りたくてこのように配分していました。

「将来の資金は年金頼みとせず、今の株式投資の配当収入で賄う」から「確定拠出年金」は実験的運用だと考えていたのです。

なお、信託報酬はともに0.1782%です。10年前のインデックス投資は0.7〜0.8%くらいが最安、アクティブファンドだと1.8~3%程度だった記憶なのに。。。確定拠出年金制度の恩恵なのですかね。破格ですね。

マコクロはiDeCoをどこの証券会社でやるの?その方法は?

さて、話をiDeCoに戻します。

私は前職で企業型DCとして加入していた三井住友信託から、SBI証券のiDeCoへと資産を移管します。

理由は2つ。

  • 加入者(確定拠出者)つまり、これまで同様、積み立て方式で掛け金を拠出する。この際の口座管理手数料は圧倒的にSBI証券が安い
  • 今回は外国株式一本でいく、この時の信託報酬がSBI証券の方が安い(前職で選択していた商品は特定企業スペシャル商品だったのか、存在しない)

手数料比較は以下の通りです。

まず、三井住友信託。

三井住友信託 iDeCo手数料(2019-3-5時点)

そして、SBI証券。

SBI証券 iDeCo手数料(2019-3-5時点)

注目すべきポイントは「加入者」と「運用指図者」の口座管理手数料。

  • 「加入者」は毎月もしくは年間通してどこかのタイミングで積み立てを実施する人
  • 「運用指図者」とは、転職等で、移管手続きした資産のみで運用を行う

見てください。毎月の手数料がびっくりするくらい両者で異なります。

ちょっと勉強して、自分で口座開設できるレベルにブログ閲覧者様の金融リテラシーがあるならば、口座管理手数料が安い証券会社を選んだ方がお得です。

商品ラインナップにも証券会社の特徴が出ますが、こちらは信託報酬がとにかく安い、低コストなインデックスファンドを選んでおけばまずOKです。(個人的にはSBI証券に設定のあったアクティブファンド「ひふみ投信」(ファンドを運営する母体のレオス・キャピタルワークス株式会社の代表取締役社長 藤野英人さん)に強烈に惹かれていますが、、、)

SBI証券 取り扱い外国株式ファンド(信託報酬が安い順)

話を戻すと、私、マコクロは「加入者」として毎月拠出しますし、「運用指図者」としても企業年金基金を移管して商品を選定して運用を実施します。

最後に(マコクロ氏、ぶっちゃけ節税メリットあんまりなくない?)

正直、現役世代におけるiDeCoの最大のメリットの一つである、「所得税と住民税の軽減」が私はほとんで享受することができないので、やる意味あるの?と言われれば悩ましいところです。脱サラして低収入になる為、そもそも所得がありません。つまり納税が少ないので軽減される所得税も住民税もほとんどないのです。

しかしながら、最初は最低必要な拠出額5,000円だけだったとしても、後々、拠出額を増やせばいいわけで、この手のものは制度に納得したらとにかく始めてしまうことが大切です。

また、私は「10年後に億り人」を目指しているので、もはや将来の年金のことなど無視して「今」のキャッシュを得ることにこだわって、本当は現在の株式運用に集中して成果を上げていく方が資金の使い道としてもメリットが大きいのかもしれません。(iDeCoはあくまで年金の積み立て運用なので、60歳以降でしか受け取れませんし)

ただ、もうほぼこのブログが実質的に「株式投資ブログ」である以上、多くの方が検討(もしくは強制的にやらざるを得ない)する確定拠出年金の運用は「私もやって発信した方が楽しい」「経過を進捗報告して、多くの方が加入対象者であるブログ閲覧者さんとも共有したい」、結果的にその方が「ブログネタとしてもオイシイ」と思った次第です。

iDeCoの運用を始めたら、またブログ内で紹介していきますね^^

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券

今後とも、私が選んだ商品のパフォーマンスと、ブログ閲覧者である皆さんご自身が選んだ運用商品のパフォーマンスを見比べていただきながら、皆さんの今後の運用方針の一助となれば幸いです。