2019年7月度 運用成績(iDeCo)
7月のiDeCo(個人型確定拠出年金)の運用結果を報告します。
※前職での企業型確定拠出年金のiDeCoへの移管手続きが完了したため、6月からiDeCoでの運用を開始しています
2019年7月度 運用成績
・資産残高 3,966,634円
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)・・・3,572,814円(+153,108円)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス・・・393,820円(+13,854円)
・拠出掛金 5,000円
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)・・・90%(4,500円)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス・・・10%(500円)
・拠出金に対する損益 +163,851円(+4.3%)
※上記は次の移管金から移管手数料分2,777円を割り引いた後の運用結果となる
※また、毎月の口座維持管理および拠出に際しての手数料で167円の諸経費が発生している
前職からの移管金
・合計金額 3,792,783円
- 企業型確定拠出年金・・・2,503,883円
- 確定給付年金 脱退一時金・・・1,288,900円


それぞれの項目が示す内容は下記の通りです。
- 資産残高・・・(拠出金)+(企業型DC損益)+(iDeCo損益)
- 拠出金・・・前職会社員時代掛け金(マコクロ個人 +会社)
- 企業型DC損益・・・前職会社員時代の運用実績による損益
- iDeCo損益・・・iDeCo運用による含み損益
- 積立拠出金額・・・iDeCo運用による毎月の拠出額
(補足)
2019年5月から6月にかけて資産残高が増えているのは、前職の退職時に伴う企業年金基金(確定給付年金)の口座をiDeCo口座に移管したことによります(およそ130万)
上記のグラフのエビデンスとしてiDeCo口座のスクショも貼り付けておきます。

iDeCo運用状況に対するコメント
7月は米中貿易摩擦に対する首脳会談以降の米国株相場の好影響を受けて、かなり好調に推移しました。
なんというか出来すぎ。で、上げすぎ。
スタートの移管金が380万と、そこそこの額を投じられているので、上げた時の上げ幅がそれなりに大きくなるのは当然のことではあるんだけれども。
(年率ならまだしも、たったの一ヶ月で運用資産の+4%上昇はもちろんうれしい悲鳴ではあるが、今後リアルに悲鳴をあげるような局面も同時に連想させてくれる、、、)
上げたときは素直に喜びつつも、下げたときは「まぁ、こんなときもあるよね」くらいに楽観的に思うようにしたいと思います。
企業型確定拠出年金とiDeCoの併用が可能に
さて、先日、ちょっとしたニュースが飛び込んできました。
厚生労働省は全会社員を対象に、希望すれば個人型確定拠出年金(iDeCo=イデコ)に入れるように基準を緩める検討に入った。勤め先で企業型の確定拠出年金に入っていても、追加で個人型のイデコにも加入し、併用できるようにする。少子高齢化の進展で公的年金は先細りが避けられない。自力による資産形成の機会を増やし、老後の備えを後押しする。
2019年7月29日 日経新聞(電子版)より引用
これまで、企業型確定拠出年金の加入者はiDeCoとの併用は難しかった(あまり効果的ではなかった)
- 企業型DCで、かつ、マッチング拠出ではない(会社と加入者が拠出し合う方式)
- 企業型DCを実施している企業がiDeCoとの併用を認めている
- 確定拠出年金の掛け金の総額は増えない
厚労省の検討方針でいうと、今後はマッチング拠出の企業型DCであっても、個々人での老後の財産形成を希望する人には、iDeCoへの加入と運用ができるというのだ。
これが実現し、かつ、自分がその時に会社員であるならば、企業型DCとiDeCoの併用をおそらくやるでしょうね。ただし、iDeCoを追加で行うことによる節税効果が見込めるならばですけど。
いずれにしても、消費税が10%に増税することがほぼ確定し、年金保険料、健康保険料の負担が増していくであろう今後に対して、権利として認められた税控除(節税)に対する意識を持つことは、株式投資に興味があろうがなかろうが大切なことであると考えます。
毎年のちょっとずつの積み重ねが30年後のパフォーマンス(自身の金融資産そのものと日常生活に対するゆとり)に大きく影響を及ぼすかもしれませんよ。
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