脱サラした場合、企業の社会保険(健康保険の任意継続)、国民健康保険のどっちがオススメか自分なりに考えてみた

2019-03-25

【注意】このエントリーは私がネットやら本やらで調べたもので、正確でない、あるいは正しくない可能性があります。個別の事例に対する税金の計算や相談は税理士法により、税理士にしかできません。私も不明瞭な点は無料相談等を用いて税理士の助言をもらう予定です。このエントリーを鵜呑みにせず、ご自身にとって必要な事項は必ず税理士さんに相談の上、ご判断ください。(もしかすると、件のテーマは社会保険労務士さん主担当なのかもしれませんね。そのくらいのレベルです。現在の私の知識は。)

・37歳独身
・地方の上場企業を脱サラ
・転職しない(無職もしくは個人事業主として開業届けを出すが、当面の収入の目処無し)

こんな予定の人物が、タイトルの件でどう選択すべきかについて書いたエントリーです。

というわけで結論から。

一言で言うと

国民健康保険に切り替えます。

そもそも社会保険料ってなに?

社会保険料は「健康保険料」「厚生年金保険料」「雇用保険料」で構成されています。

雇用保険はそれほど額が大きくはないものの、多くのサラリーマンは、毎月自分がどのくらいの額の健康保険料と厚生年金保険料を納めているか把握している人は少ないのではないでしょうか。

会社員が納める社会保険料は、前年の4月から6月にかけての給与によって社会保険料が決定され、その内の半分は会社が折半してくれています。

企業に属する会社員は課税所得の算出に経費が計上できない点が個人事業主に対して惜しいところなのですが、保険料においてはものすごく優遇されているんですよね。

これが脱サラすると、厚生年金(個人事業主の場合は「国民年金基金」が同様の対象として存在しますが、加入は任意です)がまず消失します。そして、社会保険を任意継続するか国民健康保険に加入する必要があります。

「社会保険(企業の健康保険)」と「国民健康保険」って何がどう違うの?

一言で言うと、「企業に属しているか否かで加入先が変わる」強制保険です。病院にかかった時の自己負担額やサービスに差はありません。

会社に勤務している正社員が加入する保険制度が「社会保険」、個人事業主や無職の人など先の保険制度に属さない人すべてが加入せねばならないのが「国民健康保険」となります。

マコクロの会社員時代の社会保険料への意識

勤め人時代、毎月の給与明細から「健康保険料」として15,000円くらいが支給額から控除されていました。ただ、当時の私は「社会保険料や税金がいくら控除されているか」を気にしたことがなく、毎回「(色々引かれたのち、結局)手取りはいくらなのか?」ばかりを気にしていました。

しかし、これから1年は将来に向けた勉強をメインに行うため、フリーター(ほぼ無職) or 個人事業主(ネット事業)として生活していきます。

収入が限りなくゼロに近いけれども保険加入は日本国民の義務です。そして住民税同様、前年の年収で今年の支払う金額が決定されるため、とても深刻な話なんです私にとって。

事例「会社員が他の企業に転職する場合」

会社員が仮に退職日3月15日で、4月から新しい会社に入社する場合、前職の健康保険の資格を喪失してしまうので、国民健康保険に自身で加入する必要があります。

このとき取れる選択肢は2つのみです。

  1. 前職の企業で加入していた健康保険の「任意継続」する
  2. 国民健康保険に加入する

冒頭で述べた通り、どちらも保険の内容に差はありません(レアなケースとして、病気が理由で退職した場合に、「任意継続」であれば傷病手当金を継続して受け取れる権利を有しています)

ただ、一般的には「任意継続」の方を勧められることが多いようです。

それはなぜか?

  • 国民健康保険料がまず高い ←笑えないくらいに高い!
  • 任意継続の場合、転職により収入が増えても保険料が変わらない(社会保険料は全額自己負担となるが2年間は前職の前年度の4~6月の標準報酬でロックされるため、年収大幅増となってもそれの影響を受けないし、大幅年収減とならない限りは多くの人は国民健康保険の方がおそらく割高と思われる)
  • 扶養家族が何人いようが保険料の金額は加算されない(国民健康保険の場合、扶養家族の人数分だけ保険料の支払い額がそれなりに増える)

事例「マコクロのケース」

さて、今度は私のケースです。

脱サラしたのち、任意継続および国民健康保険はどのくらい支払わなければならないのかを確認してみました。

  • 国民健康保険・・・約44,000円
  • 社会保険(企業の健康保険)任意継続・・・約32,000円

これ、毎月の納付額です。はい。

これに加えて国民の義務である年金16,410円を納める必要があります。年金は収入によらず皆一律ですが、国民健康保険料と住民税は前年の所得がベースになるのが、押さえておくべき重要な点です。

ブロガーとしては駆け出しでまだ収入も0円なのですが、脱サラ1年生への洗礼たるや恐ろしい。。。ひぃぃ〜😱

なんでわざわざ保険料の高い「国民健康保険」に加入するのか?

ここですよね。大事なポイントは。

詳細は省きますが、2019年3月から2020年12月の22ヶ月間の保険料の支払い総額を計算してみました(なお、今年の所得はエイヤの見積もり値です)。

件について、調べて・理解して・実際に見積もって・分かったことを書いていきます。

  • 来年末まで任意継続するのが最も納付額が高い
  • 今年の所得が100万円台(会社員である3月15日までの在籍期間に発生する所得の合計額)であることを加味すると、来年の国民健康保険料はものすごく下がる ※退職金は私の場合、株式投資同様の分離課税ですので計算対象に含む必要ありません
  • 国民健康保険を選択した場合、今年の所得が前年から大幅ダウンになる事情を役所に考慮してもらうことで、もしかすると減免の対象になるかもしれない(でも却下されるかもしれないので、ここは正直不明)

そして、「あれ?任意継続 翌年破棄ってなんだ?」と思われた方、これ、面白い考え方があるのです。

社会保険の任意継続は「一度でも納付期限を遅れた場合、強制的に退会」といった仕組みです。

それを逆手に取ると、「今年の所得低いの確定なんだから、来年は国民健康保険に切り替えちゃえば良くない?」というのが、任意継続+翌年破棄プランです。

最後に

保険料だけで随分調べて勉強しました。それでも自分の考えが現状の最適解かはわかりませんが、ベターな選択で納得いく選択ができそうだと考えています。

これに加えて、今後は所得税やら住民税やら個人事業税なども考えねばならず、これまで税金という実は身近なものに対していかに無頓着であったかを痛感しています。一方で伸び代(適切な節税に対するリテラシー)もたくさんあり、正直、毎日の学びと発見が楽しくて仕方ありません。

ところで私は10年以内に、個人事業主として年収1,500万(あくまで「年収」です。「所得」ではありません)を目指しています。WANT目標は5年以内の法人化と黒字化です。

(ちなみに株式の個人投資家としては10年後に「億り人」を目指しています)

稼ぐことも重要ですが、守ることも重要ですよね。私はその辺りに精通した人にもなれるよう、日々の勉強と実践、修正・改善をしていきます。