株式投資初心者が投資で気をつけたほうが良いこと(1)

2020-07-19

先日のエントリーの最後に触れたことについて紹介したいと思います。

「卵は一つのカゴに盛るな」

このような相場の格言があります。

「卵は一つのカゴに盛るな」ってどういうこと?

出典:SBI証券
~投資初心者のお悩み解決!~ 投資を始めよう!【Part8】
今週のテーマ 「卵はひとつのカゴに盛るな」とは?

大切なことは下記の3点です。

  1. 一つの銘柄ではなく複数の銘柄に「銘柄を分散する」
  2. 時期をちょっとずつ変えながら買う「時間を分散する」
  3. 一度に全部の資金ではなくちょっとずつ買う「少額を分散する」

もし、私がオイシックス・ラ・大地だけの株式に集中投資した場合、現在の株式評価額である1000万円分、つまり5000株を投資していたら、2月22日付の同社株価は前日比で-49円、本日の株価はそこから更に-54円でしたので、たったの2日間のマーケットで実に-515,000円の含み損を出していたことになります。

そして、もし株価が500円の時に5,000株一気に集中投資していたら、株価は約4倍高(現在エイヤで1,900円くらい)ですので、+700万の含み益になりますが、一方で3,000円の時に一気に買っていたら、、、想像するだけで恐ろしいですね。

先の3点を心がけて運用することをオススメします。

「そうか!とにかく分散すれば良いのか!」と、早まってはいけません。

偉大な先人たちの教えを学ぼう

偉大な米国投資家ウォーレン・バフェットはこのようにマーケット参加者に述べています。

(バフェットお気に入り銘柄である、2月21日決算発表したケチャップで超有名なクラフト・ハインツ社の株価が炎上気味ですが・・・)

「分散は無知に対するヘッジである」

ウォーレン・バフェットは年率20%超の投資収益を40年以上に渡って上げ続けた投資家で、バフェット自身の個人資産は840億ドル(2018年5月調べ)にもなるとのことで、Amazonのジェフ・ベゾス、Microsoftのビル・ゲイツに次ぐ世界3位の超大富豪です。

「分散は無知に対するヘッジ」とは、つまり、

とにかく分散すれば良いと、十分な銘柄分析もせずに数十銘柄、数百銘柄と株式を購入する行為は、相場へのリスクヘッジではなく、無知に対する自分へのヘッジであるということです。

また、バフェットと並び偉大な投資家と称されるピーター・リンチは、株式投資の世界に参入しては退場していく多くの参加者に対し、下記のように語っています。

「職業としないかぎりは、5銘柄を超えて保有してはならない」
「株式市場では、確かな1銘柄はよく分からない10銘柄にも優る」

「ほとんどの人は、株式投資よりも電子レンジを買うことのほうに、より多くの時間をかけるのである」

引用元:ピーターリンチの株で勝つ

ピーター・リンチは1977年から1990年の13年間で、2000万ドルだったマゼラン・ファンドを140億ドルまで育て上げたファンドマネージャーで、その13年の年平均リターンは29%という驚異的なパフォーマスを誇りました。

個人投資家で兼業投資家であるならば、一つの銘柄の調査にかけられる時間はプロよりも劣る為、5銘柄程度をしっかり調査をした後、集中投資をすべきであると述べています。

実はピーター・リンチの銘柄選択は非常にシンプルかつ我々一般投資家に非常に馴染みやすい方法と言えます。

例えば、妻や子どもたちが夢中になっている身近な商品やサービスからヒントを得て、その会社を調査をして購入していくスタイルなどがあります。

そのあたりの自身の株式との付き合い方が下記リンクの書籍にわかりやすい口調で書かれています。ものすごくオススメです。

ピーター・リンチの株で勝つ アマの知恵でプロを出し抜け

マコクロはどうだったのか?

自分はどうなのか?と言うと、私の現在の保有銘柄数は9銘柄です。

実はちょっと前まで、11銘柄保有していて、昨年末に2銘柄を損切りしました。

今でこそ、ほぼ専業投資家と同じ環境で時間を取ることができていますが、ピーター・リンチの5銘柄に絞るべきという助言を無視して、ついつい「割安に放置されている!配当性向・利回りも良い!これはなかなか良い買い物だ!」と、十分な調査をせずに飛びついてしまいました。

結果として2銘柄を損切りしているわけです。反省ですね。

資金量の少ない初期はどのくらいの銘柄をどれだけ買うのがオススメなのか?

人それぞれ、資金量・性格・リスク許容量・生活環境が異なるので、一概には言えませんよね。でも私のケースも交えながら紹介していみたいと思います。

株式投資を始めようとする方はどれくらい資金を準備できるかは個々の状況次第かと思いますが、私の場合は2013年の年始で90万準備し、現在も保有している4銘柄とすでに利確した1銘柄、合わせて6銘柄を総額60万程度の現物買いを実施しました。

もちろんこのときに過去のエントリーで紹介した生活防衛資金は準備していました。生活防衛資金って何?となった方は、ぜひ下記のリンクを見てみてください^^

ただ、今にして思うと、年の運用資金が100〜300万のときは、2、3銘柄で十分なのかもしれないなと思っています。ある程度集中して資金を投下しないとリターンも低いですしね。

もちろん同一銘柄を100株以上買う場合は、購入するタイミングもずらしてください。1ヶ月もしくは2ヶ月、3ヶ月くらい間を置いてもいいかもしれません。

サラリーマンの方は毎回ボーナスが入ったら使える資金を一気に突っ込むという方法も案外悪くなかったりします。

年に2回ボーナスがあるのが一般的かと思いますが、5年、10年、20年とマーケット、保有銘柄と向き合うならば、この場合、半年ずつのペースで資金を投下できることになり、それはそれで十分な時間分散になっているわけですから。

私の場合は、ボーナスが入ったら、まず、手取り額の80%程度を証券口座に移してしまい、投資用としてロックしていました。そうして予め買おうと思っていた銘柄を自分の思うタイミングでエイっ!と購入したらあとは放置。

残った数万から20数万程度のボーナスを、盆休みや年末年始の休暇の帰省、旅行に使うことで楽しんでいました。

まとめとおさらい

今日お伝えしたかったことは

「卵は一つのカゴに盛るな」

大切なことは下記の3点です。本当に大事なことなのでもう一度書きますね。

  1. 一つの銘柄ではなく複数の銘柄に「銘柄を分散する」
  2. 時期をちょっとずつ変えながら買う「時間を分散する」
  3. 一度に全部の資金ではなくちょっとずつ買う「少額を分散する」

そして先人の教えである下記も留意しましょう。

  • 十分な調査なしの銘柄分散に意味もなければ効果も極めて薄い
  • 専業ではない個人投資家の保有銘柄は5つ程度に留めるべき

私もしばらくは集中投資銘柄を5〜10銘柄に絞り、他は徐々に手仕舞いもしくは株主優待、なんちゃってトレードなどでもう2、3銘柄かなぁなどど考えています^^