株式投資を始める前にやっておくべきこと(2)

2019-12-30

今日は久しぶりに株式投資を始める前にやっておくべきことシリーズです。

以前、ブログ内で紹介した

株式投資を始める前にやっておくべきこと(1)

このときは「自分の全財産を1円単位で言えますか?」をお伝えしました。

これは、一言でいうと、自分の資産(お金もしくは相当物)をちゃんと把握し、管理できていますか?ということ。

自分の資産がいくらあるのかも把握できていない(つまりコントロールもできていない)内から株式投資をやるのは大きなリスクが伴います。

そこで、今回はなぜそれが必要かに繋がる話として

第2弾「生活防衛資金を準備しましょう」という話をしていきます。

生活防衛資金ってなに?

  • 投資を始める前に貯めておくべき預貯金のこと
  • 現在の生活水準を落とさずに暮らしていける2年分の資金をキャッシュで準備すること
  • このお金を投資に回してはならない

なぜ、生活防衛資金が必要なのか?

これは、2008年に起きたようなリーマンショックが再び起きて、所属していた企業からリストラされようとも、会社で心を痛めてうつ病もしくは環境に馴染めず退社しようとも、家庭の事情で引越し・転職をせざるを得ない状況に陥ったとしても、2年分の預貯金があれば、再起を図るのに十分な猶予が得られ、落ち着いて生活できるであろうという考え方に基づくものです。

つまり、

生活防衛資金も貯められない人が日々の予測不可能な株価変動が伴う投資において成功できるわけがない

と言いたいわけです。

生活防衛資金は2年分ないとダメなの?

生活防衛資金が1年では不十分か?3年はダメなのか?
これらは、置かれている状況によってマチマチなのかなというのが個人的な感覚です。

マコクロはいくら生活防衛資金を貯め、投資を開始したのか?

事実、私は生活防衛資金を毎月15万(独身・地方都市在住の生活コスト)と設定しました。この場合、2年分を貯めようとすると360万円が必要なわけですが、私は300万くらいの預貯金ができた時点で、その次からのボーナスを(もちろん全額ではないですが)投資に回していきました。

これは、私が所属する企業には労働組合があり、不当な解雇はできない会社であること(せいぜいリストラを募集する程度で強制的なリストラはあり得ない)、また、たとえリーマンショック後でボーナスが減っても半分以下にはならない、組合員が比較的強く守られていた会社に所属していたことが大きいと思っています。

どうやって生活防衛資金の概念を学んだのか?

ここで私が2008年に購入し、資産運用を行なっていく上でとても参考になった名著を紹介します。

投資戦略の発想法(著者:木村剛)

※私が購入したものは2008年版、最新は2010年まで
※アフィリエイトリンクではありません。リンク先のレビューを見るだけでも参考になるかと思います^^

最新刊でさえもすでに10年落ちの書籍ではありますが、未だに基本的な投資を行う前の心構え、投資前準備、実際の投資の運用方法は現在においても全く問題なく通用するものであると考えます。

ただし、分厚い辞書のような本なので、通読するのにかなり時間を要します。現在は中古で安く入手できるので、資産運用にまつわる書籍で費用対効果として評価しても、これほど素晴らしい書籍も少ないのではないかと思います。

最後に

株式投資は「いつ買うか」「いつ売るか」だけではなく、余裕資金の内、いくらまで投資するかの「投入資金量」、投資に回さない「生活防衛資金」のトータルでの運用指針が重要です。

「ドキドキして毎晩眠れない」「株価の値動きが気になって仕事に集中できない」「株が紙切れになったら生きていけない」など、ならぬよう、心おだやかに株式市場と適度な距離感を保ちつつ、「相場に居続ける」ことが重要です。相場に居続けるということは、歴史から見て年率7%のリターンの恩恵に授かれる可能性が高くなることを意味します。

皆で投資リテラシーを学んで、ゆっくり確実にお金持ちになりましょう^^